正確に測れるはかりを維持するには

はかりを使って物の質量を正確に測るためには定期的にメンテナンスをすることが必要です。使用しているうちにだんだんとずれが生じてきてしまうため、はかりは校正をしていくことが求められます。設置場所を変えただけでもきちんと正確な質量を測れるかどうかを確認しなければならないので注意が必要です。ただ、どのようにしてメンテナンスをしたら良いのかがわからないケースも少なくありません。原理的にはとても簡単なので概要を理解しておきましょう。

基本的な校正方法の概要を理解しておこう

はかりを校正するときには正確な質量を持っていることが保証されているおもりを使います。例えば、1.000グラムのおもりがあったとしたら、その重さをはかりで測ってみたときに誤差がどれだけあるかを確認し、表示する値を調整すれば良いと考えるとイメージしやすいでしょう。標準の重さのおもりを一つしか使わない場合には正確さが欠けてしまうため、複数使ってそれぞれの重さに対して調整をしていき、どれも狂いがないようにしたら終了というのが基本的なやり方です。質量が変化してしまうと当初は正確な重さを示すものだったとしても校正に使うことができなくなります。そのため、メンテナンスをするときには常にそのタイミングで確実に正確な値を示すものを手配することが必要です。

正確にできるかで悩んだときの対策

方法がわかってしまえば簡単だと思う人もいますが、逆にかなり難しいのではないかと感じる人もいるでしょう。作業自体はそれほど難しいものではないのは確かで、メンテナンスをしたいはかりの表示値の調整方法さえ取扱説明書を参照して確認できれば大丈夫です。取扱説明書を紛失してしまった場合にも型番でインターネット検索をしたり、メーカーに問い合わせたりすれば調整方法は確認可能です。問題になるのは作業をすることよりも、むしろ正確な質量を持っているおもりをメンテナンスをしようと思ったタイミングで手に入れることです。業者に依頼すれば正確な質量のものを手配してくれますが、メンテナンスの度に新しいものを調達しなければならないとなるとコストも手間もかかってしまうことは否めません。かといって古いものを使って正確でなかったらメンテナンスをする意味がないでしょう。このようなときの対策として専門業者に依頼するやり方があります。プロに依頼することで正確な数字を示すはかりにしてもらうことができるのです。

認定範囲は、JCSS認定(登録)校正事業者としてJCSS校正を行っています。 対象エリアは、北海道と東北と中部と北陸と関西と中国と四国と九州と沖縄地方で、それぞれ支社があります。 お取引用電気計器等の検定・検査、電気標準等の維持供給、また電気計測に関する開発研究を対象エリアとしております。 対象エリアについては、日本全国各地にそれぞれ営業所や、支店がありますので、日本全国的に活動しております。 おもりの校正なら技術力で信頼できるJEMICへお任せ